絵筆をもった男の子がかくのは……とっても青い馬。赤いわに、黄色い牛など、現実とはちがった色あざやかな動物たちをかいていきます。「まちがった色なんてない。自由な色でかいていい」という作者カールの美術に対する思いがこめられたシンプルな絵本。作者が影響を受けた画家フランツ・マルクへのオマージュでもあります。巻末に、マルクの絵画「青い馬Ⅰ」を収録。
受賞歴:
表紙の馬が目をひき、手にとりました。「自由」を認めてくれて、心が穏やかにほっこりする絵本です。安心感、安堵感をもたせてくれます。(読者の方より)