渡り鳥のジョイと岩山のあいだに生まれた友情は、山を緑の楽園に変えていく。文化人類学者の命の讃歌をコラージュで力強く表現。
文化人類学者としてアンデス山地の実地調査をし博士号を得る。3児の母親で、絵本の仕事はこれが初めて。この本について、「永い年月がもたらす変化のすごさとか、ひとつの命に託された何かが時間をこえてうけつがれていくことのすばらしさに魅せられて、一人類学者としての夢を描いてみました。この本の中のジョイのように、この絵本も親から子へまたその子どもへと、いつまでも親しまれていくことを願っています」といっている。