





のりもの絵本で人気のコンビの、トリケラトプス、ティラノサウルスに続く、恐竜絵本の3作目。主人公のプテラノドンは、先の2種類の恐竜たちとほぼ同時代に生きていた翼竜。そのプテラノドンのある一日を描きます。空を飛ぶ翼竜なので、それだけにスピード感もある展開です。俯瞰図の場面では、トリケラトプス、ティラノサウルスほか、たくさんの恐竜を見ることができます。
また「恐竜」ではありませんが、同じ時代の海生爬虫類の一種、ティラノサウルスをも食すといわれる、モササウルス、大迫力の場面も!
自由に空を飛ぶイメージのプテラノドンですが、鳥とは違って地面から飛び立つのは苦手。風にのって飛べる場所を、一生懸命歩いて歩いて探すようすは、ひょうきんさを醸し出しています。
受賞歴:
リアルな中にもユニークさが。確かにある時代に恐竜は生きていた、と大人も子どもも感じることのできる恐竜絵本です。
前作2冊をとても好きで、何度も読んでいたので、店頭でプテラを見つけてすぐ手にとりました。タイトル扉で、恐竜がねている絵がお気に入りです。さらなる続編も楽しみにしています。(7歳・お母さまより)