ゆうちゃんがそうっとそうっとことりのピィちゃんに近づいて、こちょこちょこちょー!
こんどはねこのミケに近づいて、こちょこちょこちょー! つぎはこいぬのコロに近づいて、こちょこちょこちょー! ゆうちゃんはつぎつぎにおともだちのどうぶつさんにこちょこちょをしていきます。さいごにはゆうちゃんもみんなから、こちょこちょこちょー!
東京に生まれる。多摩美術大学卒業。造形教育の指導、テレビ幼児番組のブレーンなどを経て、現在、絵本・童話の創作、作詞、戯曲・コミックの原作、小説の執筆、講師をつとめるなど、幅広く活躍。『あらしのよるに』で、産経児童出版文化賞・講談社出版文化賞絵本賞受賞、斎田喬戯曲賞受賞。『オオカミのおうさま』で、日本絵本賞受賞。おもな作品に、「あかちゃんのあそびえほん」シリーズ、「木村裕一・しかけ絵本」シリーズ、「おはなしゲーム絵本」シリーズ、「2才からのあそびえほん」シリーズなどがある。
「あかちゃんのあそびえほん」シリーズの第一弾『ごあいさつあそび』『いないいないばああそび』『いただきますあそび』が刊行されたのは、今から25年前1988年のことです。その後、この本を読んで「赤ちゃんが笑った」という感想がお母様方から多数寄せられました。赤ちゃんからの絶大な支持を受け、現在ではシリーズ全体で、1100万部を超えています。1100万人以上の赤ちゃんがこの絵本を見て笑ったことになります。そして、その赤ちゃんたちも成人し新しいおかあさんが誕生し、次世代の赤ちゃんの笑い声が聞こえてきます。