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書籍形態

きいろいのは ちょうちょ

おじいちゃんは水のにおいがした

おじいちゃんは水のにおいがした

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おじいちゃんは水のにおいがした

作: 今森光彦

受賞歴:

  • 日本子どもの本研究会選定図書(2006)
  • 児童福祉文化賞推薦作品(2007)
  • 社会保障審議会児童福祉文化財・特別推薦(2007)
  • 社会保障審議会推薦文化財(2007)
  • 小学館児童出版文化賞(2007)
  • 全国学校図書館協議会・選定図書(2006)
対象年齢 小学校中学年から
ジャンル 絵本 > 日本の絵本
サイズ(判型) 27cm×23cm
ページ数 64
ISBN 978-4-03-016400-0
NDC 748
発売日 2006年4月

定価:本体価格 2,000円+税

【偕成社在庫:あり】

全国の書店、またはネット書店などでご購入ください。

内容紹介

琵琶湖西岸の里山を舞台に、自然との共生を考えるドキュメント絵本。一人の漁師を主人公に水をめぐる生命の物語が紡がれていく。

著者紹介

今森光彦

1954年、滋賀県生まれ。自然と人との関わりをテーマに日本の里山環境を撮影するとともに、熱帯雨林から砂漠まで、広く世界の辺境を訪ねる取材を続けている。また自然の造形を鮮やかに切りとるペーパーカットの作家でもある。毎年夏に、昆虫採集が体験できる「今森光彦 里山昆虫教室」を開いている。木村伊兵衛写真賞、土門拳賞、毎日出版文化賞、産経児童出版文化賞大賞、小学館児童出版文化賞などを受賞。おもな作品に『今森光彦 昆虫記』『世界昆虫記』『昆虫4億年の旅』『今森光彦の昆虫教室』『Aurelian 自然と暮らす切り紙の世界』『おじいちゃんは水のにおいがした』『神様の階段』などがある。

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著者より

★刊行時に寄せられたメッセージです

ぼくが撮った田畑や雑木林の写真を見て、今森さんは琵琶湖は撮らないんですか、とたずねられたことがありました。その言葉を聞いて、素直なところ驚きました。というのは、ぼくとしては、実際にファインダーをのぞいてねらっているものは、田んぼや林やカエルや虫たちであっても、間接的にいつも琵琶湖を撮っているつもりでいたからです。小さなころから毎日みている琵琶湖は、わざわざ写真にするものではなく、ぼくにとっては心の記憶の中に浸透している形のない環境だったのです。でも、そんなことがあってからは、いつかは直接的に琵琶湖を撮るときがくるだろうなと、ひそかに期待していたことは確かです。
やがて、そのときが、突然やってきました。それは、漁師さんとの出会いです。大正生まれの田中三五郎さんというおじいちゃんです。ひろいひろい海原の入り口におじいちゃんがいて、ちゅうちょしているぼくを案内してくれた、そんな感じです。
そのおじいちゃんのなかに、ぼく自身が抱いている琵琶湖のすべてをみつけることができました。そしてそれは、水の流れの中に生きる生き物たちすべてのメッセージでもあったのです。(今森光彦)

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