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書籍形態

きいろいのは ちょうちょ

てつびん物語

阪神・淡路大震災 ある被災者の記録

てつびん物語

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てつびん物語

阪神・淡路大震災 ある被災者の記録

写真: 奥野安彦

文: 土方正志

受賞歴:

  • 全国学校図書館協議会・選定図書(2005)
  • 日本子どもの本研究会選定図書(2005)
  • 日本図書館協会選定図書(2005)
  • 産経児童出版文化賞・推薦(2005)
対象年齢 小学校中学年から
ジャンル 絵本 > 日本の絵本
サイズ(判型) 27cm×23cm
ページ数 56
ISBN 978-4-03-016390-4
NDC 748
発売日 2004年12月

定価:本体価格 1,800円+税

【偕成社在庫:あり】

全国の書店、またはネット書店などでご購入ください。

内容紹介

1995年1月、大震災に襲われた神戸。著者が出会った、小料理屋〈てつびん〉のおばちゃんが震災と闘い続けた記録を写真でたどる。

著者紹介

奥野安彦

1960年、大阪生まれ。1982年東京総合写真専門学校卒業。1986年より韓国に留学して韓国語を学ぶかたわら、ソウルオリンピックまで現地の若者たちなどを撮影。1988年よりマンデラ大統領誕生まで、激動する南アフリカ共和国の人々を撮り続ける。1995年の阪神・淡路大震災は発生直後から撮影を続けている。1996年よりパラリンピック・アスリートたちの撮影にとりくみ、写真集『BODY(ボディ)』を出版。写真集に『南アフリカの声』、『ウブントゥ・南アフリカに生きる』、『瓦礫の風貌 阪神淡路大震災1995』、『ガジュマルの木の下でなどがある。』

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土方正志

フリーライター、編集者。1962年、北海道生まれ。著書に『写真家の現場』、『日本のミイラ仏をたずねて』『パラリンピック物語』、『闘う「車いす」』、『ケンタロウス、走る!』、『瓦礫の風貌 阪神淡路大震災1995』『てつびん物語 阪神・淡路大震災 ある被災者の記録』がある。1994年、『ユージン・スミス』にて産経児童出版文化賞を受賞。2000年から2004年にかけて、『別冊東北学』の編集を担当。現在、別冊東北学編集室代表。

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著者より

★刊行時に寄せられたメッセージです

この本を作っている最中の10月23日、新潟県中越地震が発生しました。強い余震も続き、避難所には10万人を超える被災者が避難しました。倒壊した家屋や、住民が家に帰れない地域もあり、現地では仮設住宅の建設が急ピッチで進んでいます。雪国だけに仮設住宅の確保はなんとしても急がなければなりません。きびしい冬が被災者の生活再建をさまたげることのないよう祈るばかりです。

阪神・淡路大震災にみまわれた10年前の神戸の冬を思い出します。正月が明けたばかりの1995年1月17日。電気もガスも止まった避難所はしんしんと冷え込みました。小雪のちらつくがれきの町で、被災者は黙々と残骸をかたづけていました。この本の主人公である「てつびんのおばちゃん」関美佐子さんと出会ったのも雪の日でした。おばちゃんは、地震でななめに傾いた小料理屋「てつびん」で、ぼくらに熱いお茶をふるまってくれました。

その日から、おばちゃんとぼくらの日々が始まりました。プレハブでの「てつびん」の再開や仮設住宅への入居、被災者のために建てられた公営住宅への引っ越し。おばちゃんは、ぼくらに生活再建の足取りをつぶさに見せてくれました。地震によってうばわれた日常生活を取り戻すための、まさに震災との闘いの日々でした。

新潟でもこれから被災者の生活再建の闘いがはじまります。新聞やテレビで新潟の地震のニュースが報道されなくなっても、被災者の闘いは続きます。いや、むしろそれからが本番だといっていいでしょう。おばちゃんの闘いの日々を記録する本を作りながら、新潟の被災者のこれからを考えました。この本を見て、読者のみなさんにも被災地・新潟に思いをめぐらせてもらえれば幸いです。私たちの暮らすこの地震列島では、だれもがいつ被災者になってもおかしくないのですから。(土方正志)

てつびん物語
てつびん物語