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書籍形態

きいろいのは ちょうちょ

お母ちゃんの鬼退治

お母ちゃんの鬼退治

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お母ちゃんの鬼退治

受賞歴:

  • 全国学校図書館協議会・選定図書(2022)
対象年齢 中学生から
ジャンル 読み物 > 伝記・ノンフィクション
サイズ(判型) 19cm×14cm
ページ数 190ページ
ISBN 978-4-03-003470-9
NDC 914
発売日 2022年9月

定価:本体価格 1,500円+税

【偕成社在庫:あり】

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著者インタビューへ(Kaisei web)

内容紹介

まりえのお母さんは目が見えない。だんだんと見えなくなってきて、まりえが小学生の時に完全に失明。2022年7月刊行の絵本『うちのおかあちゃん』は、作者がお母さんをモデルにして、その一時期を描いたフィクションである。本書はもっと具体的に、リアルにお母さんについてつづられたエッセイ集。本が好きで好きで作家になりたかったお母さんと、似たような道を歩む作者は、人生の節目節目でぶつかりあうこともしばしばだった。戦争にも学歴偏重の社会にも、障害にも、差別偏見にも負けずチャレンジし続けた「お母ちゃん」は、世間や自分のなかの「⻤退治」を成し遂げた。小手鞠さんいわく「60代になって初めて『母の愛』を知ったように思います。美人で、優しくて、がんばり屋さん。顔に似合わず、毒舌家。そんなお母ちゃんについて、あますところなく書いてみました。」
若い人たちにとって、生き方の一つの指針となるような作品。

著者紹介

小手鞠るい

1956年岡山県生まれ。同志社大学卒業。小説家。詩とメルヘン賞、海燕新人文学賞、島清恋愛文学賞、ボローニャ国際児童図書賞などを受賞。2019年には『ある晴れた夏の朝』(偕成社)で、子どもの本研究会第3回作品賞、小学館児童出版文化賞を受賞。主な作品に『アップルソング』『きみの声を聞かせて』『放課後の文章教室』『庭』『森の歌が聞こえる』『ぶどう畑で見る夢は〜こころみ学園の子どもたち』など多数。1992年に渡米、ニューヨーク州ウッドストック在住。

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著者より

日本に帰国し、久々に実家に戻ったとき、すでにほとんど視力を失っている母から、手紙のようなものをもらったことがあります。見えない目で書かれた文字は、ゆがんで、ばらばらになって、前後左右に揺れていました。小学生みたいなその文字を目にしたとき、私の胸の中にあたたかい感情が流れ込んできました。ああ、これが「愛」というものなのかと、60代になって初めて「母の愛」を知ったように思います。親不孝な娘だった私は、さんざん、母を泣かせるようなことばかりを繰り返してきました。そのせいでしょうか、小説家になってから書いた作品にはほとんど「母親」が登場しません。亡くなっていたり、影が薄かったりします。要は、母というものをうまく書く自信がなかったということでしょう。それはとりもなおさず、うちのお母ちゃんの個性が強くて、ユニークで、一筋縄では行かない、チャーミングな人だったからだと、今の私にはわかります。美人で、優しくて、がんばり屋さん。顔に似合わず、毒舌家。そんなお母ちゃんについて、あますところなく書いてみました。お母ちゃん、大好き!(口ではとても言えないから、ここに書いておくね)イラストを描いてくれたお父ちゃんにも感謝します。【2022年6月】

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