1937年、東京生まれ。瀬戸内海の能美島で育つ。京都大学文学部仏文科卒業後、児童書編集を経て作家に。海育ちの海好きで、海を舞台にした作品が多い。おもな作品に『かいぞくオネション』『海のしろうま』(野間児童文芸賞)、『島ひきおに』『はんぶんちょうだい』(小学館文学賞)、『ふとんかいすいよく』『ねずみのでんしゃ』『まつげの海のひこうせん』(絵本にっぽん大賞)、『海のコウモリ』(赤い鳥文学賞)、『カモメの家』(日本児童文学者協会賞・路傍の石文学賞)、『ガラスの魚』などがあり、『おばけのバーバパパ』などの翻訳も手がけている。