

小手鞠るいさんの小説『ある晴れた夏の朝』が、特定非営利活動法人日本ディベート協会が主催する、2024年「ディベート・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。
本作は、アメリカの高校生が、日本への原爆投下の是非をめぐりディベートする物語。小手鞠さんは受賞コメントで「思考を停止させたり、表現を美化したり、結論を一般化したりすることなく、あくまでも一個人として、わたしは、ぼくは、こう思う、と主張し、反対意見を述べるときにも臆さず、しかし、礼を尽くして語り合う。討論が終わったら、笑顔でハグをし合う。そんな姿勢の中からこそ、机上の空論には終わらない、平和の創造が可能になってくるのではないか。わたしも、この8人から、話し合うことの大切さを学ばせてもらったひとりであった、と思っています。」と書かれています。
戦後80年となる今年、ぜひお手にとっていただきたい1冊です。
小手鞠るいさん、おめでとうございます!
受賞の詳細についてはこちらもご覧ください。
https://www.atpress.ne.jp/news/428833