





地下の冷凍室からぬけだしたよどみは、銭天堂への復讐から新たな作戦を考える。それは、銭天堂の駄菓子を買ったお客に、駄菓子を買ったことを後悔させることで、招き猫を不幸虫に変えることだった! 紅子とよどみの対決はいよいよクライマックスへ! 紅子は、よどみの悪だくみにどう立ち向かうのか? シリーズ第11作。
第11巻は、シーズン1のラストともいえる「紅子 VS よどみ」の最終決戦です。
児童書の主人公にはめずらしいハードボイルドな世界をかんじさせる紅子の活躍をお楽しみください。
いつになく恐い顔の紅子さんが、本のカバーイラストに描かれていると思いきや、本の中に入ってみればなるほど、またまたあのしつこい方との騒動が展開されていましたねえ。いやはや、どうなることかとはらはらさせられましたが、ラストのマイルドな決着はとても心に落ち着くものでありました。紅子さんナイス!「墨丸絵日記」のとぼけてほっこりした風味も毎度、楽しかったです。また読ませてにゃ。(50代)
ぜにてんどうをはじめてテレビで見たときは、「コレ、ちょっとコワイかな?」と思ったけど、ぜんぶみたらとってもおもしろくて、本もよみはじめました。だからテレビのかよう日がまちきれません!これからもたくさんよみたいです。(7才・女の子)