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書籍形態

きいろいのは ちょうちょ

太陽と光しょくばいものがたり

太陽と光しょくばいものがたり

太陽と光しょくばいものがたり

定価(本体価格) 2,200円+税
偕成社在庫 あり
対象年齢 小学校高学年から
ジャンル 知識の本 > 理科に役立つ本
サイズ(判型) 30cm×24cm
ページ数 36ページ
ISBN 978-4-03-437230-2
NDC 435
発売日 2010年8月

内容紹介

太陽エネルギーを利用した光触媒。そのしくみについて、実験を交えながら、知識絵本のパイオニアかこさとしが、わかりやすく説いていく絵本。

受賞歴:

  • 日本図書館協会選定図書(2010)
  • 日本子どもの本研究会選定図書(2011)
  • 全国学校図書館協議会・選定図書(2010)

著者より

★刊行時に寄せられたメッセージです

この本は1972年藤嶋先生が発見された酸化チタンという物質の、光による特異な働きを述べた、はじめての科学の本です。
子どもに寄せる藤嶋先生の熱意と構想、神奈川科学技術アカデミーの研究員の多くの実験結果を、まとめるお手伝いができた私は誠に幸せでした。
こうして出来たこの本には、大事な特長が三つ述べられています。
1)化学の研究や工業では、困難な反応が「しょくばい」の存在でうまく進むことは知られていましたが、酸化チタンは光があたることで、この働きを発揮するので、ここから「光しょくばい」の研究が開始されたこと。
2)酸化チタンに作用するのは、太陽の光のうち、少ししか含まれていない紫外線で、いくつかの反応や効果をうみ、それらが自然の中でゆっくり確実に進んでゆくこと。
3)こうした特長によって建物や異物の汚れを除くなどに利用される一方で、異なる光源や材料への応用研究が進められていること。
これまでとはちがった内容の本であることがおわかりでしょうが、私は更に次の二点に注目しています。

A)最初の実験で水素が発生したので、新しい水素源と期待されましたが、やがてゴミや汚れを除く特長を追求し、困難な問題を次々工夫でのり越えてゆく様子は、科学研究の真の姿と追求努力の教示となっている点。
B)近時地球温暖化や環境問題から「エコ」を宣伝する分野が多いが、エネルギーや資源面から「非エコ」である場合も見うけられるのに、「光しょくばい」の活用は、自然の下経済的にも「エコ」であって「完全エコ」の好例として推進すべき分野である点。
以上の内容や特長から、わくわくする興味と科学の魅力にとりつかれることでしょう。ひろく子どもだけでなく、大人の方もよんでみんな「光しょくばい」になってください。

かこさとし

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