取材日記

本をとどけにエチオピアへ!①

2017/03/29

とってもひさしぶりに、「世界のともだち」ブログの更新です! 『世界のともだち・エチオピア』を担当した東海林美紀さんが、昨年2016年にエチオピアのナティに会いにいってきました。ナティのところへ郵便で本を届けるのは難しいため、本を手渡しに。ナティ一家のいまを、3回にわけてお送りします!


1年以上前に出版された本をナティに届けるために、少し遅くなってしまいましたが、再びエチオピアに行ってきました。はじめてエチオピアを訪れてナティと出会ってから、ちょうど3年の年月がたっていました。

お父さんがゴンダールの空港まできてくれて、ふたりでみんなが待っている家に向かうと、大きくなった子どもたちが元気に迎えてくれました。さっそく本をわたすと、みんなからは歓声が!

「すごいね!」
「わー! これはあのときの写真だね!」
「3年前とこんなに変ったんだね!」
「あの子も本に出ている!」

こんなに喜んでくれるなんて・・・・・・。その後も毎朝家に行くと、ナティが本を読んでいるのを目にして、とてもうれしくなりました。「世界のともだち・ポスター」で他の国の子どもたちを見ながら、「ぼくがエチオピアの代表なんだね」とナティはほこらしそうです。

わたしが最後にみんなに会ってからのこの1年半、子どもたちには大きな変化があったようです。ナティはいつも映画を観ていたのに、今は音楽に興味があるようで、テレビの前にいることはあまりなくなっていました。それでも将来はアクションスターになりたいという夢は変わっておらず、手作りのダンベルでトレーニングをしています。

リリーは短かった髪を長くのばしはじめてお姉さんらしくなり、ブロクタイルはお母さんやリリーのように家のお手伝いができるようになっていました。エリアスは話せるようになり、いつも「おかしを食べたい」「インスタントラーメンを食べたい」と泣きながらおねだりする食いしん坊に。

家族の仲間入りをした1番下の妹のイッディラウィッツは、みんなから「ママイエ」と呼ばれて家族のアイドルのようにかわいがられていました。そして、また家は改装されて壁はピンク色になり、キッチンや寝室の部屋も変わっていました。

(写真・文 東海林美紀)

 

ナティに本を届ける旅の報告は、つづきます!

 

tokairin_miki

東海林美紀

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1984年山形県鶴岡市生まれ。2007年から2年間、青年海外協力隊に参加。アフリカ・ニジェールの現地NGO事務所と診療所でHIV/エイズ対策にとりくみ、サヘル地帯にくらす人びととの生活のなかで撮影をはじめる。帰国後はアフリカ、アジアの女性の健康と権利をテーマに撮影をおこなう。撮影を担当した本に『世界女の子白書』などがある。現在は、世界と日本各地にのこる伝統的なくらしと自然を撮影・取材している。

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