1941年新潟県新発田市生まれ。京都大学大学院理学研究科修士課程終了。国立科学博物館植物研究部植物第一室長をつとめる。植物分類学を専門とするが、博物学、樹木学、民族植物学など幅広い分野に関心を寄せている。現在は国立科学博物館名誉研究員として、中国長江流域と天山シルクロードの植物相の調査に従事、子どもや一般むけの自然観察会の講師として「自分の足で歩いて、自分の目で観る」ことを伝えている。近著に『桜の樹木学』、『中国天山の植物』、『皇居吹上御苑、東御苑の四季』、子ども向けの図書に『ずかん たね』、『草の名前が葉っぱでわかる』などがある。