1922年ハンガリーのアドニ生まれ。幼少の頃から物語を書くのが好きで、14歳のとき雑誌で連載をもつようになり、19歳で長編小説を発表する。ウィー ンでイラストレーションとデザインを学んだ後、新たに設立されたハンガリーのテレビ局に入局。脚本家・演出家として30年近く勤務し、ハンガリーの子ども 向けテレビ番組の基礎を築いた。その傍ら執筆活動にも力を入れ、児童文学者としても活躍。外国語にも長け、『ぞうのババール』ほか翻訳書も多数。聖イムレ 賞、ヨージェフ・アティッラ賞など数多くの賞を受賞。日本で翻訳されている作品に『犬のラブダとまあるい花』『とんぼの島の いたずら子やぎ』がある。2008年に逝去。