編集部より

本のなかみをちらっと紹介!

2013/12/13

世界のいろんな国の子どもたちを、写真家たちが
その家族のなかにはいりこんで撮影する「世界のともだち」シリーズ。
今回は、実際の本のなかがどうなっているのか、ご紹介しちゃいます!

たとえば第1巻目の『ルーマニア』は、
主人公となるアナ・マリアのこんなページからはじまります。

アナ・マリアの得意なこと苦手なこと、
今読んでいる本のことを教えてくれたり、
大切にしているアクセサリーやひみつの日記帳もみせてくれたり。
まるで友だちのように彼女のことを知ることができます。

ルーマニアなんて、今までに行ったこともないし、
どのあたりにある国かもよく知らないなあ、という方も、
そこに住んでいるひとりの女の子は、日本の子どもたちと何もかわらない
ふつうの子だなあと思うと、なんだか親近感がわいてきませんか?

でも、もちろん朝起きて、学校へいって、放課後は勉強したり遊んだり…
という生活のリズムはいっしょでも、ところどころ、
文化や生活のちがいを発見できます。

こちらはアナ・マリアといっしょに学校へ登校するまでのページ。

左上の写真では立ったまま朝食を食べている(!)とか、
学校へむかうバス停までの道に干し草がつまれた山を発見したり、
始業のベルは先生が手で鳴らしていたり。
このほかにも遠足の日のことや、放課後の過ごし方や食事のシーンなど……
一人一人の子どもたちの生活をよく知っていくうちに、
だんだんとその国の様子や文化が透けてみえてきます。

もちろん、ルーマニアならではの光景をうつした写真もあります!
こちらはアナ・マリアが住む地方で行われる伝統行事、「バージン・マリア祭」のページ。

今回はルーマニアを紹介しましたが、
シリーズをとおしてこのように、子どもの毎日の、いつもの生活をうつしだす、
というコンセプトで世界の子どもたちを紹介しています。

シリーズの一覧、刊行予定はこちらからご覧いただけます!
まずは興味のある国から、よみはじめてみませんか?

(販売部・宮沢)

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