2024年11月3日(日)、朝日小学生新聞で『呼人は旅をする』(長谷川まりる 作 )が紹介されました。
「呼人」とは、なにかを引き寄せる特殊体質。原因は不明でごく少数だが一定の割合で発現する。政府機関によって認定され、生活に制限がある。5人の呼人と、呼人に関わる人たちの姿から、社会の中で少数であること、そうした状況で生きるというのはどういうことか、を描きます。
人とちがうこと、それでも隣りあって生きること。『杉森くんを殺すには』(くもん出版)で野間児童文芸賞を受賞、いま大注目のYA作家による、痛みと希望の連作短編集です。