2023年10月30日(月)、朝日新聞「きみが生まれた日」で「デタラメからわくわく世界」と題して『へんてこもりにいこうよ』(たかどのほうこ 作・絵 )が紹介されました。
本作は幼稚園の仲良し4人組が、〈へんてこもり〉で「どうぶつしりとり」をすることから始まる物語。なんと、デタラメに口にした「まるぼ」という生き物が、4人の目の前に現れたのです! 独特のユーモアにあふれた、ゆかいな幼年童話です。
記事では、作者のたかどのほうこさんが幼稚園のときに数人で抜け出して出かけた原っぱで遊んだときのことが楽しく、その思い出が本作をかくとっかかりになったことや、『長くつしたのピッピ』や『徒然草』で印象にのこった部分から、「デタラメに口にした言葉がそれらしい実体を伴って現れる」というお話が生まれたことなどが書かれています。