パパとママが出会い、生まれたバベタは目が見えなかった。血のつながりや障害を越えて結ばれた、すてきな家族をさわやかに描く。
1953年生まれ。プラハで育ち、1983年にチェコを離れる。高校時代から執筆を始め、まず詩を、それから短編小説や物語を発表。幾度も転居した後、ドイツのブレーメンに住む。1989年、ドイツ青少年文学賞受賞。
1949年プラハに生まれる。大学卒業後、プラハの特撮映画スタジオで十年間働き、人形の特撮映画を多数製作。また彼の絵は、ヨーロッパをはじめ、アメリカと日本でも展覧会で紹介されている。
1945年、横浜に生まれる。お茶の水女子大学卒業後、テュービンゲン大学(ドイツ)、ニューヨーク大学(アメリカ)に留学。都立大学大学院でドイツ文学を専攻し、現在は大学でドイツ語を教えるかたわら、翻訳にたずさわる。主な訳書に「金ぱつフランツ」シリーズ、『アンネ・フランクからあなたに』、『アボンリーへの道』など。