丘の上でよりそって立つ2本の木。その姿に詩人の言葉が共鳴して生まれた写真絵本。木たちの会話が幸せのありかを教えてくれる。
1931年、東京に生まれる。高校卒業後、詩人としてデビュー。1952年に第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。以後、数多くの詩作にとどまらず、テレビアニメ「鉄腕アトム」の主題歌などの作詞、『スイミー』をはじめとする多くの絵本や『マザー・グースのうた』『スヌーピー』の翻訳、また『もこ もこもこ』『これはのみのぴこ』など絵本創作の分野においても、幅広く活躍。日本を代表する詩人として世界に知られている。
1948年、東京に生まれる。学生時代より自然保護、環境問題に関心を持ち、自然写真家となる。1995年から山形県の朝日連峰山麓で、ボランティアによる子どものための自然体験の場「わらだやしき自然教室」をはじめる。主な著書に、絵本『はるにれ』『雑木林』『ブナの森』『ヤマケイポケットガイド―野山の樹木』『姉崎一馬の新自然教室』『日本の森大百科』などがある。