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書籍形態

きいろいのは ちょうちょ

チューリップ畑をつまさきで

チューリップ畑をつまさきで

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チューリップ畑をつまさきで

作: 山本容子

受賞歴:

  • 全国学校図書館協議会・選定図書(2017)
対象年齢 小学校低学年から
ジャンル 絵本 > 日本の絵本
サイズ(判型) 27cm×22cm
ページ数 32ページ
ISBN 978-4-03-963960-8
NDC 726
発売日 2017年10月

定価:本体価格 1,500円+税

【偕成社在庫:あり】

全国の書店、またはネット書店などでご購入ください。

紹介記事へ(Kaisei web)

内容紹介

カオリとバナナは、チューリップの球根の女の子。土の中で来年の春にきれいな花を咲かせる準備をしていたのですが、秋の夜、満月の空からあらわれたキューコンチョーにさらわれてしまいます。海をわたるとちゅう、キューコンチョーから落ちたバナナはジャワ島に流れ着き、カオリはそのままトルコの宮殿に運ばれてしまいました。
きれいな花を咲かせることを夢みる球根の女の子たちが、チューリップがどうして人を幸せな気持ちにすることができるのか、その秘密を知ることになる物語。
銅版画家、山本容子が初めてストーリも手がけた絵本。

著者紹介

山本容子

1952年埼玉県に生まれ、大阪で育つ。銅版画家。酒脱で洗練された独自の世界は、展覧会での作品発表にとどまらず、書籍の装幀・挿画をはじめ、アクセサリーや食器のデザインにいたるまで、生活の中のアートとして様々な表現を手がけている。おもな著作に『Lの贈り物』(講談社出版文化賞ブックデザイン賞)『デューク』(江國香織・文)『わたしの時間旅行』『マイ・ストーリー』『ふしぎの国のアリス 新装版』『山本容子の姫君たち』などがある。

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編集者より

春のきざしにうれしくなって雪の上でつまさき歩きをする犬のルーカス。陽ざしがあふれる森の花や動物たち。南の島のサルと踊るコミカルなダンス。美しい壁画で飾られたトルコの宮殿……。山本容子さんが初めてストーリーもご自分で手がけた新作絵本は、ページをめくるたびに、読者の目を愉しませるイメージが次々に繰り広げられる贅沢な1冊になりました。
絵本の主人公はカオリとバナナ。2人はチューリップの球根の女の子です。小さい頃からチューリップが特別に好きだったという山本さんが、1920年代のアメリカのポピュラーソング「チューリップ畑をつまさきで」に触発されてこの絵本が生まれました。
山本さんの銅版画にはいつも絵を読み解く愉しみがありますが、自らのストーリーに絵をつけた今回の作品は、まさに物語る絵の魅力に満ちています。1枚の絵の中には流れる時間が描かれて、登場人物たちの動きや感情を伝えます。視線をたくみに導く構図に誘われて絵を読んでいくと、そこには大きな筋とは別にいくつもの小さな物語があるのです。エッチングで刻まれた書き文字をゆっくりとたどりながら、この賑やかで楽しいオペレッタのような世界を味わってください。

読者のおたより

山本容子先生の絵が大好きでいろいろ集めています。ストーリーがまた愉快で壮大でワクワクします。どこからこんな楽しいお話が出てくるのでしょうね。絵がすばらしいのはもちろんです。花も動物も一人一人がちがう表情をしていて、見飽きません。すばらしい絵本をありがとうございます。(80代)

優しくきれいで、リズミカルな絵本ですね。山本容子さんの銅版画、大好きで、手がけられた絵本、大好きです。富山は県花がチューリップなので、広めたい絵本のように県民として思いました。やわらかく心がふわっとしました。(読者の方より)

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