子どもが自分で次に読みたい本を見つけるためのブックガイド、高学年版です。楽しいチャートで、読みたくなる本がぞくぞくと見つかります。
都内書店の本部児童書担当を経て、2005年より和光小学校の図書室に勤務。休日には絵本読みグループ「おはなしpot」を主宰し、さまざまな場所で絵本読み活動を実施している。
小学校の図書室で働く私のところに毎日押しよせる、「何かおもしろい本ない?」という子どもたちからのたくさんの声。そのたびに、ひとりひとりと会話しながらその子にあった本を薦めてきました。そこで知ったのは、子どもたちにとって、膨大にある本の中から自分が読む1冊を見つけるのはとてもむずかしいということ。
子どもたちはいつも、誰か身近な大人がおもしろい本を薦めてくれるのを待っているのではないでしょうか。そんな子どもたちに、また子どもたちのまわりにいる大人の方に、豊かでおもしろい児童よみものの世界をもっと知ってもらいたい、との思いからこの本を作りました。
お気に入りの1冊、そしてさらなる次の1冊へと、たくさんのおもしろい本との出会いがありますように。