日本を代表するファンタジー作品「守り人」シリーズ、
その物語世界を案内するガイドブックの増補改訂版を刊行します。
バルサとタンダの日常を描く、書き下ろし短編「春の光」、
「守り人」シリーズの登場人物事典や百科事典から、
作家・佐藤多佳子さんや、翻訳者・平野キャシーさんとの対談、
上橋菜穂子著作紹介まで、一挙収録!
増補版では、さらに
旅の日々のバルサを描いた書き下ろし短編「天への振舞い」、
NHKドラマ「精霊の守り人」の美術をつとめる山口類児さんとの対談も
収録しています!!!
これから読もうと思っている人も、すでにハマっている人も必読です。
愛知教育大学美術課程を卒業。スタジオジブリでアニメーション原画を担当したのち、フリーとなる。著書に『世界の真ん中の木』、絵本に『はじめてのたび』『はじめてのともだち』など、挿絵に『精霊の守り人』『闇の守り人』『夢の守り人』『神の守り人』『天と地の守り人』『流れ行く者』などがある。
デザイン科を卒業後、上京。SF・ファンタジーの分野で多数の作品を手がける。主な仕事に『虚空の旅人』『蒼路の旅人』『不思議を売る男』『宝島』『幽霊の恋人たち』『西遊記』『フランダースの犬』『魔法使いハウルと火の悪魔』『ローワンと魔法の地図』などがある。
「守り人」シリーズガイドブック、増補改訂しました!
これから読んでみようかなという方にも、守り人愛読者の方にも、一度挫折したという方にもおすすめの一冊です。
守り人シリーズに出会ったのは、全く図書館としては機能していなかった小学校の図書館でした。あの雑然とした空間から守り人に出会えたのは、私にとってとても幸せなことでした。ただ、闇の守り人を一番初めに手に取ってしまったのは不幸でした(笑)ちゃんと精霊の守り人から読みたかったなぁと今でも思います。それから10年近く。新刊が出ると聞くなり本屋に走り、受験前はそれでも我慢して、終わった瞬間に買いに走ったのは良い思い出です。二木真希子さんの装丁、挿絵が大好きでずっとハードカバーで流れ行く者まで集めました。でも、やはり持ち歩きには向かないので、文庫版もほしいなぁとか思ってしまいます。今日になってガイドブックが出ていることを知ったので(しかも短編付きで)早速買って読みたいと思います。最後になりましたが・・・上橋先生、幸せな物語をありがとうございます。他のシリーズも拝見させて戴いてますが、私の一番はやはり守り人シリーズであり、これは私の原点です。今日は今から久しぶりに通読してみたいと思います。(20代)
学校の先生にすすめられて「守り人」シリーズを読み始めました。完全ガイドが欲しくて、クリスマスにおばさんからもらえてすごくうれしかったです。少しむずかしい所もあるけど、楽しい物語で大スキです。(11歳)