内容紹介

女の子たちへのエンパワーメントの本！

30代の著者が、小学校高学年ぐらいから抱えてきたもやもやした性に関する話題を全ページイラストで紹介。思春期の子どもたちの体や心に関する困りごとについて、「気になるよね」「わたしもこんなことに悩んだよ」と、まるで隣りでおしゃべりをするようにつづっていきます。

ネガティブな感情もかくすことなく紹介した本書は「自分の体について知ることは、人生をどうやって主体的に生きていくかということと密接に結びついている」と感じられる作品でもあります。

リアルに、具体的に、なまなましく、そしてときにおかしみのあるタッチで描かれたパワフルな１冊です。

＜目次＞
第１章　よんでないのに、お客さんがやってきた！　わたしの第二次性徴の話
むねがいたくて、たまんない！
ブラジャーっていったいなんなの？
なにもわるいことしてないのに！
わたしの毛じゃないってば！！
わきの下が、うっとうしい！

第２章　かわいくない！ じぶんが不安でたまらない　わたしの見た目の話
これはのろいだ！ ニキビ！
「かわいくない」なやみ
ぶさいくなわたしを見ないで

第３章　わたしのものなのに、ずーっと手こずっている　わたしの性器の話
おしっこするところじゃなかったの？
ほんと、めんどくさい
なんでわたしに、こんな試練が
産婦人科に行くのは、むずかしい？

第４章　さけられない血の週間　わたしの生理の話
わたしの生理のはじまり
自然の力が大あばれ
いまから行くぞ。準備はいいか
生理･･････少しは楽になったかな？

第５章　わたし以外のだれにも決められないこと　わたしの性の話
あかちゃんって、結婚したらできるんでしょ？
なんで男だけがおおかみなの？
女の子もじぶんの体をさわる？
なにかが体のなかに入ってくる？
キスとセックスのあいだ
ぼくのことすきならセックスしよう
わたしをすきなら大切にして
避妊方法のこと　編集部より

第６章　具合がわるいなら、じぶんをケアする　わたしの心の話
こういう言葉、ほんとうにいやだった
心の病気は、がまんしてもよくならない
精神科って、ただの病院じゃない？