カメラマンの父親の取材に同行した悠介は、北京で明明という中国人のおばさんと知り合う。3年後、その明明が、日本にやってきた。まっすぐな性格の明明に振りまわされる悠介。だが、明明には、心に秘めた過去があった。国境を越えた人と人との結びつきをやさしく描く。
秋田県に生まれる。立命館大学文学部卒業。通訳業のかたわら児童文学を書きはじめ、「ニイハオ! ミンミン」で第15回小川未明文学賞優秀賞、『パンプキン・ロード』で第20回小川未明文学賞大賞受賞。
わたしも中国人なのでこの本がけっこう好きになりました。わたしもまっすぐな地平線を見てみたいです。(10歳)
日々の生活は会話を考えようと思いました。登場人物・明明(ミンミン・中国人)の性格はほんとうにまっすぐで迷わず行動するところが好きです。この本をよめてよかったです。(10歳)