クラスで浮いてしまった美可。最近、気になる女の子ができたマサ。不思議なできごとが、ゆるやかにつながりあう連作短編集。
福井県に生まれる。2005年よりフリーのイラストレーターとして、装画や挿絵を中心に活動中。装画を担当した本に『火群のごとく』『勝手にふるえてろ』など。漫画も(ちょっとだけ)かきます。
「13歳は、蝶でいったらサナギの季節。」
サナギの季節にさしかかった人にも、そのころのことは、もうすっかり忘れてしまった人にも、おすすめの一冊。
読むと、ちょっと前向きになれるような気がします。
どのエピソードに、あなたは共感するでしょうか?