ギルバートからのプロポーズをことわったアンのまえに、ハンサムな若者ロイが登場した。四年間の大学生活を終えようとするアンの愛情のゆくえは…。「赤毛のアン」シリーズ第三作目、完訳版。
1954年東京生まれ。上智大学外国語学部英語学科卒。小・中学時代の3年間をアメリカ・イリノイ州ですごす。訳書に『赤毛のアン』『風の少年ムーン』『シャーロット・ドイルの告白』『レベッカ』などがある。
子供のころから赤毛のアンが好きで、最近図書館に行く機会もありこのシリーズと出会いました。続きが読みたくなり、探しましたが「アンの愛情」までしか出ていなかったので残念に思いました。ほかの方の翻訳で続きは読みましたが、茅野美ど里さんの翻訳がとてもすばらしく、現代小説のように自然と読め、またアンの想像力の描写などもとてもセンスが感じられました。茅野さん訳の続きも是非読みたいです。絵も素敵で是非シリーズを集めたいと思っています。子供だけではなく大人も楽しめる作品だと思います。(20代)