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書籍形態

きいろいのは ちょうちょ

偕成社ノベルフリーク

25センチの恋とヒミツ

作: 神戸遥真

絵: 井田千秋

対象年齢 小学校高学年から
ジャンル 読み物 > 日本の読み物
サイズ(判型) 19cm×13cm
ページ数 190ページ
ISBN 978-4-03-649200-8
NDC 913
発売日 2022年9月

定価:本体価格 900円+税

【偕成社在庫:あり】

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内容紹介

きみのヒミツを知って、恋がはじまる
最高にキュンキュンするラブストーリー!

少女漫画のヒーローにあこがれるコータと
クールに見えて、かわいいものが好きな優衣。
ふとしたことから、おたがいのヒミツを知った2人は
しだいに、相手を意識するようになって……!

なりたい自分と現実のギャップに悩む
すべてのひとに贈る
最高のラブストーリー!

まわりから投げかけられる、なにげない言葉や態度が
閉じこめていた、なりたい自分。
背中をおしてくれたのは、きみだった。

::::::::::::::::::::::::
ふつうはふつうじゃないって知れば、わかれば、変わることだってある。
優衣の提案は、まさにそういうものだった。
『おれ、そういうこと思ってても、いつもすぐにあきらめちゃってた。』
いってもしょうがないから、笑ってごまかしてた。
知られたらめんどうだから、かくしてた。
『わたしだって、めんどうだよ。もう、すっごくめんどう!』
優衣は眉根をよせて、ちょっと怒ったような顔になる。
『いっても意味ないって、思うことばっかりなんだもん。……でもね、思ったんだよ。』
いったん言葉を区切って、優衣はおれをまっすぐに見た。
『今回のこれは、わたしだけの問題じゃないって。』
ちょっと胸がじんとした。

(本文より)

::::::::::::::::::::::::

著者紹介

神戸遥真

千葉県生まれ。著書に「ぼくのまつり縫い」シリーズ、『25センチの恋とヒミツ』、『休日に奏でるプレクトラム』、「藤白くんのヘビーな恋」シリーズ、『笹森くんのスカート』、「恋ポテ」シリーズ(日本児童文芸家協会賞)などがある。

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井田千秋

イラストレーター。書籍の挿絵、装画などで活躍中。装画作品に「ぼくのまつり縫い」シリーズ、『25センチの恋とヒミツ』『ブレーメン通りのふたご 』、著書に『家が好きな人』『わたしの塗り絵 POST CARD BOOK 森の少女の物語』。

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編集者より

背が低く、周囲からカワイイといわれることにコンプレックスを持つ洸太と、背が高く、友達からカッコイイキャラを強要されがちな優衣。

そんなふたりが、なりたい自分になっていくストーリーというと、よくあるお話に思えるかもしれません。
しかし、本作では、本人が気にしていること、コンプレックスが解決されればいい、という立場はとらず、そう思うに至った原因、たとえば漫画や広告などほぼすべてで「異性カップルでは男性は女性より身長が高い」ように描かれていることや、まわりの人のなにげない発言が、少しずつ人を傷つけ、抑圧してしまうことを描きます。

マイクロアグレッション(ちいさな攻撃性)ともよばれる、日常にひそむ「ふつうはこう」という思い込みや偏見の存在を認めつつ、それでも諦めずに「なりたい自分」に踏みだすふたりの姿に、勇気をもらえる作品です。

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