人間のパパとキツネのママ、そして、キツネ一族から特別な力をうけついだ3人の子どもたち。そんな信田家は、個性的なキツネの親戚がおしかけてきたり、人ならぬものたちの世界にまきこまれたり、トラブルがたえない。
ある日、末っ子のモエは、幼稚園で知らない男の子から、いけがきのぬけ穴を通って、いいところにいこうとさそわれる。秘密を守るために指きりをすることになったのだが、そのときに男の子がとなえた「うそついたら、カエルの口になぁれ」という呪文のせいで、信田家はとんでもない大騒動にみまわれることに。モエにカエルの口の呪いをかけた男の子はいったい何者なのか? その目的は?
受賞歴:
「シノダ!」の10巻目は、このシリーズの基本形とも言うべき、爆笑シーン満載のホームコメディです。もちろん土地の伝承がからんだ和風ファンタジーとしての読みごたえもたっぷり。しかも、シリーズの読者にはうれしい、あるキャラクターとの再会シーンもあります。どうぞご期待ください。
私はシノダ!シリーズを小5から拝読しています。何歳になってもこのシリーズは読み続けたいと思えます。読書嫌いな私でもすらすらと読めてしまいました。私が将来母親にもしなったら絶対子どもにオススメしたいです。(15歳)
私ははじめて、この本のシリーズを読みました。あとがきで10かん目と聞いて、1〜9かんも読んでいたいなあと思いました。字の大きさも読みやすくて、ちょうどよかったです。(11歳)
シノダ!のシリーズは、チビ竜の時から大好き!!今回のストーリーに、そのチビ竜が再び登場したので、とても感動して、泣きそうになってしまいました。チビ竜の「またね」のセリフ、自分に言われてるような気分になって、うれしかった。本当にまた会いたい。(読者の方より)
とってもおもしろいです!この本が大好きです。私は将来、作家が夢なので富安陽子さんは私のあこがれです。これからも、シノダ!楽しみにしています。(11歳)
この「シノダ!」シリーズは本当にわくわくドキドキするお話で、いつも楽しく読ませていただいています。今回は特に、後半でチビ竜が登場してきて心が温まるシーンもあり、とても気に入りました。私が中学生の時から読み始めて10冊目というのはあっという間で驚きです。次も楽しみにしています。(学生)
小学校からずっと読み続けていますがとてもおもしろいです! 季節の表現の仕方が美しいです。ファンタジーの中でもリアリティがあって読み終わった後に少しゾッとすることもありますがそこも魅力です。(16歳)