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書籍形態

きいろいのは ちょうちょ

波うちぎわのシアン

波うちぎわのシアン

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波うちぎわのシアン

著: 斉藤倫

画: まめふく

受賞歴:

  • 全国学校図書館協議会・選定図書(2018)
対象年齢 小学校高学年から
ジャンル 読み物 > 日本の読み物
サイズ(判型) 20cm×14cm
ページ数 319ページ
ISBN 978-4-03-643170-0
NDC 913
発売日 2018年3月

定価:本体価格 1,800円+税

【偕成社在庫:あり】

全国の書店、またはネット書店などでご購入ください。

≫【関連記事】『波うちぎわのシアン』と書店さんへ!(Kaisei web 編集部だより)

内容紹介

わたしは、カモメ。そう聞くと、みんなわらう。なんたって、わたしはねこだから。港町・ラーラにひとつしかない病院ののきしたでひろわれたわたしは、フジ診療所の飼いねこになった。これから話すのは、わたしがそこで、見聞きしたこと。
ある夜、はげしく噴きあがる炎につつまれて、一艘の船が港にたどりついた。そこで助けだされた赤ん坊は、いずれ、シアン、と呼ばれることになる。左のにぎりこぶしが、おなじ名前の巻貝のかたちに、そっくりだったから。にぎりしめられたまま、けっしてひらくことのないその左手には、ふしぎな力があったんだ。

 

著者紹介

斉藤倫

1969年生まれ。詩人。2004年『手をふる 手をふる』でデビュー。2014年『どろぼうのどろぼん』が、初の長篇物語。同作で、日本児童文学者協会新人賞、小学館児童出版文化賞を受賞。おもな作品に『せなか町から、ずっと』『とうだい』『クリスマスがちかづくと』など。

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読者のおたより

やさしいやさしい物語でした。まるで頭をなでてもらっているような気持ちがしました。ハラハラドキドキしながらも、一緒に船に乗ってシアンを助けにいっているような、カモメが語る物語が本当に好きです。私にとって大切な本になりました。ありがとうございました。(30代)

今、よみたい本でした。どの登場人物もどの子もどの気持ちもそして能力も、ことばのバランスもちょうどよくて、今の世の中をもあらわしていて祈りのようです。みんなに読んでもらいたいと思います。(読者の方より)

いつもは読まないファンタジー、ミステリーですが、一気に読めておもしろかった。人物の設定や背景もよかった。子どもたちに自信をもってすすめられる1冊ですね。ネイさんとフジ先生がどうなったのか……知りたくなりました。(50代)

シアンはなぜ左手がひらかなかったのかが、さいごにわかるので、とてもすらすらよめました。キナリやヨルビンやタタなどの友だちがいていいなと思った。さい初は、何がどうなっているのかよくわからなかったけど、ずっと読んでいたらすごくシアンのことやフジ先生のことがよくわかりました。(9歳)

波うちぎわのシアン
波うちぎわのシアン