内容紹介
江戸時代に小笠原諸島を発見した日本最初の探検家・嶋谷市左衛門。この実在の人物について猫が語った歴史ファンタジー。
著者紹介
なだいなだ
1929年東京生まれ。慶応大学医学部卒業。作家・精神科医として幅広く活躍。主な著書は『人間、この非人間的なもの』『くるいきちがい考』『権威と権力』『お医者さん』『民族という名の宗教』、少年少女向けには『TN君の伝記』『心の底をのぞいたら』『おっちょこちょ医』『ぼくはへそまがり』などがあり、『なだ いなだ全集』(全12巻)にまとめられている。
小幡堅
1942年新潟県生まれ。太平洋美術学校に学び、広告代理店に勤めた後フリーとなり、出版・広告関係でデザイン・イラスト・マンガなどの分野で活躍。作品に私家版『鼻』『くるま・車』『ひゃくまんかいばけたねこ』などがある。