女性でありながら戦士になりたい少女アサギ。彼女の父も勇敢な戦士だった。素直な語り口で一人の少女の成長を描く長編ファンタジー。
東京都在住。大分県出身。東京大学法学部卒業。2009年「アオダイショウの日々」で、第18回小川未明文学賞優秀賞受賞。作品に、『くもの ちゅいえこ』、共著に『ちょーコワ!最凶怪談』、『こわい!闇玉』、『プリンセスがいっぱい 5つのお話』などがある。日本児童文学者協会、日本児童文芸家協会会員、『季節風』同人。
神奈川県在住。児童書・文芸書の装画や挿絵、新聞・雑誌の挿絵などを幅広く手がける。作品に「ひかる!」シリーズ)、『光車よ、まわれ!』『ぼくとあいつのラストラン』『林業少年』など多数。
私はこの春中学校に入学したのですが、知らない友達ばかりで緊張していたとき、この本にある、「なにもないところから、はじめることのできる自分の力を信じる」という言葉にすごく励まされ、アサギのように挑戦してみよう!と思いました。(13歳)