ふしぎ駄菓子屋 銭天堂5
ふしぎ駄菓子屋 銭天堂５
内容紹介
「銭天堂」の自動販売機とカプセルトイが何者かにこわされ、商品がねこそぎ盗まれた。運をもたないお客に品物が渡ったら大変なことになる。女主人紅子は、その回収に乗り出し、怪しい男を突き止めるのだが･･･。（全5話）
受賞歴：
- 全国学校図書館協議会・選定図書（2015）
著者より
銭天堂にあらたな危機が！ 自販機とカプセルトイの駄菓子をまるまる盗まれた紅子は、商品をとりもどそうと、犯人さがしに乗り出します。
今回は、一話一話のエピソードがつながっていて、大きな一つの物語になっている「連作短編集」です。
はたして、紅子は犯人をつかまえることができるでしょうか。
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短編の裏側に「銭天堂」のおかみ・紅子をひどい目にあわせるべく計略をめぐらすやからがいて、そいつらと紅子どの闘争があるという、これは長編仕立てともなっている第5巻。今までの巻より話がひとつ減って五つだった（「暗がりの男」は中継ぎとも言うべきものなので）のはがっかりでしたが、「エピローグ」の展開にドキドキさせられましたし、まあ、よしとしましょう。などと偉そうに言うてますが、いよいよこのシリーズにのめり込んでおりますです、はい。あと気になっていた黒猫の名前は“墨丸”て言うんですね。いい名前だ。次巻以降の活躍が楽しみだにゃ。（50代）
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