日本語の魅力、おもしろさを多角的な角度から紹介するシリーズ。子ども向け日本語関連の著作が多い作者の決定版ともいえる。
「おっとり刀」は、おっとりしたお侍さんではなく、「大急ぎでかけつける」という意味。このように、多くの人たちが、意味や使い方で思いちがいをしている言葉を紹介。子どもだけでなく、大人も楽しく学べる。
東京都出身。千葉県内の小学校教員として勤務した後、執筆生活に入る。創作、ノンフィクション、評論、教育書と幅広く執筆し、講演活動も行っている。主な作品に、『かけぬけて春』『河を歩いた夏』『ロード』「国語おもしろ発見クラブ」シリーズなど。またノンフィクションの作品に『父と娘の日本横断』『いのちを伝えて』『ゴジラ誕生物語』などがある。日本児童文学者協会、日本ペンクラブ会員。