戦争末期、「空襲で猛獣がにげだしたら危険」と、日本中の動物園で象など多くの動物が殺されました。戦後、それを知った子どもたちは、ふたたび象をむかえるために力を合わせます。実話をもとにした物語。
東京の上野動物園でたくさんの動物がころされて、とてもかわいそうでした。この本で命の大切さを感じることができました。それでも今はパンダのシャンシャンも生まれたので、上野動物園も明るい動物園になったと思います。(10歳)
戦争のときに、動物たちも苦しんでいたという事実におどろいた。戦後、子どもたちが「象がほしい」と力を合わせ、象をむかえることができたことの喜びに感動した。(11歳)