もし、友達に比べて平凡でつまらない自分に気づいたら、どうしたらいい? クラスのなかでひとりぼっちだと感じたら? 子どもでも大人でもない自分に、もどかしくなったら?
石川宏千花、おおぎやなぎちか、杉成恵佳、イノウエミホコ、工藤純子、5人の作家による、人間関係の悩みによりそう短編を収録。
<目次>
もし、ぽつんとしてしまったら 石川宏千花
もし、緊張感のない女子校に入ったら おおぎやなぎ ちか
もし、伴奏を断ったなら 杉成恵佳
もし、自分が平凡だと感じたら イノウエミホコ
もし、早く大人になりたいと思ったら 工藤純子
日本児童文学者協会との共同企画として刊行しているアンソロジーシリーズです。今回は、10年ぶりに原稿の一般公募をおこない、選考の結果、約100編の応募作品のなかから、5編が入選しました。各巻に1編ずつ収録しています。