過去20年の日本児童文学のなかから、時代を反映した作品、文学賞を受賞した作品を精選したアンソロジー。これからの変化を描く5作品を収録。
解説 井上征剛
川島えつこ『花火とおはじき』から「ながれ星」
錦織友子『ねこかぶりデイズ』
大島真寿美『空はきんいろ』から「人間の形のスイッチ」
安東みきえ『天のシーソー』から「ひとしずくの海」
梨木香歩『丹生都比売 梨木香歩作品集』から「夏の朝」
子どもの本の作家、詩人、翻訳家、評論家などが集まっている全国的な団体。子どもの本についての講座や、雑誌の発行、作品募集などの活動を行っている。毎年夏には、幼児から中学生を対象とした「子ども創作コンクール」も実施。
中学生から高校生になろうとしている今、どんな本を読もうかと考えたとき、この本が目にとまりました。中学生の私も共感できる話が多く、特に“ねこかぶりデイズ”は勇気がもらえて良いと思います。この本を高校生活の基本としてがんばります。(15歳)