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書籍形態

きいろいのは ちょうちょ

マルコとパパ

ダウン症のあるむすことぼくのスケッチブック

マルコとパパ

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マルコとパパ

ダウン症のあるむすことぼくのスケッチブック

作・絵: グスティ

訳: 宇野和美

受賞歴:

  • ボローニァ国際児童図書展賞・障害の本部門最優秀賞(2016)
対象年齢 小学校中学年から
ジャンル 読み物 > 障がい者を理解する本
サイズ(判型) 25cm×19cm
ページ数 145ページ
ISBN 978-4-03-531650-3
NDC 726
発売日 2018年2月

定価:本体価格 2,800円+税

【偕成社在庫:あり】

全国の書店、またはネット書店などでご購入ください。

紹介記事へ(Kaisei web)

内容紹介

ダウン症のある息子マルコとの関係を、ラテンアメリカ出身のイラストレーター・グスティが、父親の視点から、かざらない言葉と、ユーモアあふれるイラストで誠実に描きだした作品。

最初は受け入れられず、困惑するだけだった自分のこと、家族や周りの人たちの言葉、ありのままのマルコを愛するようになったこと、マルコのお気に入りの遊びやさりげない日常の一コマ、そしてマルコをはじめ障害のある子ども・人々と共に生きることの意味が、シンプルな言葉と、見るものの心をつかむイラストレーションで綴られる。

本書は世界的に高い評価を得ており、2016年にボローニャ・ラガッツィ賞障害の本部門最優秀賞を受賞したほか、ミュンヘン国際児童図書館推薦図書ホワイト・レイブンや、IBBY選定バリアフリー児童図書などに選ばれている。

著者紹介

グスティ

1963年アルゼンチンのブエノスアイレスに生まれる。美術学校で学んだのち、テレビのアニメーションや、雑誌のイラストなどを描く。85年からヨーロッパに住むようになり、現在はスペインのバルセロナで暮らす。多くの本の絵を手がけ、作品は約20か国で翻訳されている。

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宇野和美

1960年生まれ。出版社勤務を経て、スペイン語圏の子どもの本や小説の翻訳にたずさわる。バルセロナ自治大学大学院修士課程修了。訳書に『ベラスケスの十字の謎』『ティナの明日』『サラミスの兵士たち』など多数。

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編集者より

翻訳者の宇野和美さんに、はじめてこの本を見せてもらったとき、難しいかもしれないけれど日本で出版できたらいいな、と思ったのをよく覚えています。
たくさんのイラストやコラージュと、少々の言葉で、ダウン症のある息子との日々の暮らし、そこでの気持ちがじかに伝わってくる、そんな感覚がありました。

出版が決まった後も、どんな本にしていくか悩むこともありましたが、
作者の率直な言葉を、翻訳の宇野さんは見事に日本語で表現し、またブックデザインをお願いした鳥井和昌さんは、ページごとに異なる表情を見せる作品イメージを生かして、すてきに仕上げてくれました。

また「ダウン症のある」という表現に、違和感を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、「ダウン症がその人の全人格ではなく、そのほかさまざまな面の一つである」という意味で使っています。
このような表現については、日本ダウン症協会のみなさんに教えていただきました。

スペインで暮らすマルコとその父グスティの葛藤と受容、そして愛について描かれた本作、日本のみなさんにも身近に感じられるものになっていればうれしいです。

読者のおたより

ダウン症の子どもの家族、友人達の愛のあふれた本でした。マルコのかわいさが絵でしっかりと伝わり、どのページも心がほっこりなりました。(70歳)

2歳のダウン症児の母です。ダウン症関連の本が出版されるとだいたいcheckしています。写真も絵もとってもおしゃれでした。なかなか受け入れられなかった気持ちを正直に描いてあるのには共感しました。ダウン症の子が生まれたばかりの人へのプレゼントによさそうです。絵本としてとてもおしゃれで大人が読むのにいいと思いました。(40代)

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