霧の多い無人島で、ひとり灯台守をしてきたカイ。サンゴロウは深い友情を感じるが、カイには悲しい秘密があった。
受賞歴:
小学校の頃に地元の図書館で出会って以来、何度も読んでいます。自分で本を購入したのは大人になってからですが、その時にはもう内容をうっすらとしか覚えていませんでした。それでも、せつなくて心がギュッとなる話だったことを覚えていて、中々読み出せませんでした。しばらく経ってから、やっと読むことにしました。思っていた通り、せつなくて胸が痛くなりました。でも、同時に、すごく温かい気持ちになりました。カイとサンゴロウの間に、簡単には言い表せない絆があって、竹下さんの綺麗な文章に心あらわれて…。また、読もうと思いますが大きく感情を揺さぶられて疲れるので、また落ち着いたらにしたいと思います。(19歳)