ギグラーは、子どもに意地悪をした大人に犬のうんちを踏ませる小さな生きもの。うんちを置いてからの数秒間を描いた愉快な物語。
1958年アイルランドのダブリン生まれ。英語と地理の教師を経て、作家活動に入る。1987年『おれたち、ザ・コミットメンツ』でデビュー。1991年『ヴァン』がブッカー賞候補になる。1993年『パディ・クラーク ハハハ』でブッカー賞を受賞。ほか作品に『ギグラーがやってきた!』などがある。
1957年アメリカのペンシルバニア州生まれ。イラストレーターとして、広告や雑誌(「タイム」「ニューズウィーク」「ローリングストーン」ほか)で活躍。フィラデルフィア美術大学で教鞭もとっている。
1966年大分県生まれ。東京女子大学を卒業後、出版社勤務を経て、翻訳者に。訳書に、『ギグラーがやってきた!』『チビ虫マービンは天才画家!』『海のむこうのサッカーボール』『アメリカ人の英語―文化と言葉のまるわかりガイド』『知ってる英単語で広がる英会話』などがある。