りっぱな怪盗をめざす、怪盗王子チューリッパと、相棒のアベル、そしてリッパのおつきのじいやのもとに、おどろくべきニュースが伝えられた。
それは、ながらく姿を消していた怪盗王の予告状が、ある屋敷に届いたというものだった。チューリッパは父である怪盗王に会うため、なかまとともに屋敷に向かうが、そこにはおもわぬ出来事が待ちうけていた!
かわいくて、かっこいい怪盗王子と、相棒のアベルが活躍するシリーズ第3弾!
毎日新聞大阪版「読んであげて」で連載された作品に、加筆修正をして単行本化しました。
1983年、群馬県生まれ。『サナギの見る夢』で講談社児童文学新人賞佳作、『ミステリアス・セブンス―封印の七不思議』でジュニア冒険小説大賞を受賞。作品に『カエルの歌姫』(日本児童文学者協会新人賞)『ラビットヒーロー』などがある。
おまたせしました! 『怪盗王子チューリッパ!』『怪盗王子チューリッパ!2 まぼろし城の冒険』につづく第3弾です。
怪盗王子チューリッパと、冒険家をめざす相棒アベルが活躍する本シリーズですが、この巻ではいよいよ、リッパの父である怪盗王が登場します。
なぜ姿を消していたのか、今回あらわれた目的はなんなのか?
そしてリッパは、父をこえる怪盗になれるのか?
見逃せません!
小学校低学年〜中学年のみなさんにおすすめの一冊です。
ぜひ、読んでくださいね。
わたしは、パペットたんていだんもよんでいます。友だちが「怪盗王子チューリッパ」をよんでたのでよやくして見ていました。わたしがすきな場面は、みんなで、宝をみつけるところです。(8歳)