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書籍形態

きいろいのは ちょうちょ

今昔物語絵本

権大納言とおどるきのこ

権大納言とおどるきのこ

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今昔物語絵本

権大納言とおどるきのこ

受賞歴:

  • 全国学校図書館協議会・選定図書(2009)
対象年齢 小学校低学年から
ジャンル 絵本 > 日本の絵本
サイズ(判型) 26cm×22cm
ページ数 32
ISBN 978-4-03-427210-7
NDC 726
発売日 2009年9月

定価:本体価格 1,200円+税

【偕成社在庫:あり】

全国の書店、またはネット書店などでご購入ください。

内容紹介

権大納言は、山でみつけた不思議なきのこを食べさせ、陰陽師を踊らせようとしますが…。『今昔物語集』の世界をあざやかに絵本化。

著者紹介

堀川理万子(ほりかわりまこ)

1965年東京生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科修了。画家として絵画作品による個展を定期的に開きながら、絵本作家、イラストレーターとして作品を発表している。おもな絵本に、『権大納言とおどるきのこ』、『くだものと木の実いっぱい絵本』、『おひなさまの平安生活えほん』、『けしごむぽん いぬがわん』、『びっくり まつぼっくり』(多田多恵子)、『氷河鼠の毛皮』(宮沢賢治)などがある。

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著者より

★刊行時に寄せられたメッセージです

くるくる巻かれた長い紙を端からひろげていくと、物語と絵が交互にあらわれる、絵巻物、というものがあります。絵本の原型みたいなものです。
平安時代から鎌倉時代にかけて、『信貴山縁起絵巻』や『伴大納言絵巻』など、絵巻物の傑作がたくさん作られました。私はふだんから、そんな絵巻物の画集を見て、模写したりするうちに、絵巻物みたいな絵本を作りたいと思うようになりました。
いっぽうで、日本の古典文学を、注釈を頼りにしながら、読むのも好きです。特に、数年前から楽しみながら少しずつ読んできた『今昔物語集』の、エネルギッシュで、滑稽で、不思議な世界に興味を持ちました。そして、その中のお話のいくつかをつないだり、間をおぎなうお話を作り足したりして、この権大納言のストーリーを組み立てました。絵を描くにあたっては、平安貴族の暮らしをいろいろ調べて、わたしなりに解釈した平安時代らしさがでるようつとめました。

くいしんぼうで、おっちょこちょいの主人公、権大納言は、想像して作った人物ですが、描き進むうちに、だんだん、本当の知り合いのように感じるようになりました。すっとぼけていて、たよりなくって、でもどこか憎めないおじさん、権大納言が、みなさんを楽しませてくれるといいな、と思っています。  (ほりかわりまこ)

権大納言とおどるきのこ
権大納言とおどるきのこ