たつまきにあったドロシーは、子犬のトトといっしょに、家ごと、空にまきあげられてしまいました。
家がおちたのは、魔法使いや魔女たちのいるオズの国。わらでできたかかしに、ブリキのきこり、それに弱虫なライオンと友だちになったドロシーは、オズ大王に会って、カンザスに帰してもらうため、みんなで、エメラルドの都をめざします。
岸田衿子のはずむような文章と堀内誠一のカラフルなイラストで、ファンタジーの古典をあざやかに絵本化した愛蔵版。
受賞歴:
5歳の子どもも最後まできいてくれました。原作より短く、最初に出会うオズの魔法使いの本としてとてもよいと思いました。堀内誠一さんの鮮やかで愉快な絵もお話に合っていて気に入りました。(5歳・お母さまより)