子どもの質問に答え、目に見えないもの、心の大切さを語りかけた約130年前のアメリカの社説です。大人にもぜひ読んでほしい本。
受賞歴:
書店で何気なく手に取り読み、大変考えるきっかけとなりました。大切に手元に置いて、子どもの成長とともに読み返していきたいと思いました。カバーを取って真っ赤な布が手に触れたとき、あたたかさを感じました。編集や制作に関わった全ての方々の想いを感じました。(7歳・お母さまより)
サンタクロースは本当にいるの?とちょうど8歳の娘で同じだったので。ちょっとむずかしいかもでしたが、良い本だと思います。私からのクリスマスプレゼントに娘にあげました。目に見えないものを信じること、これから先、ずっと読んでほしいと思いました。(8歳・お母さまより)
兄はサンタサンがいないと言っていましたが、わたしはずっとサンタサンがいるとしんじていました。この本を買うまえは、サンタサンはママだと思っていました。いちどこの本を読んでみたら、買っておうちでもういちどゆっくりよんでみたいな〜と思ってその本を買ってみました。その本がとてもおもしろいな〜と思ってその本をよんでいます。(8歳)
クリスマスの時期になると本屋さんに並んでいるのを目にする機会が増え、とても懐かしい気持ちになります。ヴァージニアと同じ8歳の時に、母の本棚で見つけた真っ赤な布貼りの一冊は、大人になった今でもクリスマスが近づくと読み返したくなったり、プレゼントで贈りたくなります。スマホやタブレットでも本を読むことのできる時代に、紙の本で持っていたいと思える作品です。装丁が変わらず美しいことも嬉しいです。これからもこの物語がたくさんの子どもたちや大人に読み継がれていくことを心から願っております。(20代)
今日は12/24です。クリスマスが近くなるにつれ小5の息子はサンタクロースの実在が気になっているようでした。「サンタクロースっているの?僕はお母さんがプレゼントをもってきているような気がしている、でも。世の中にはお母さんがいない子もいて、その子にもサンタは来ている。だから僕の考えたことは成り立たないことになる。やはりサンタはいるのではないかと思う」と話していました。今年は、私が彼と同じくらいの年代で初めて出会ったこの絵本を彼が読む時が来たかもと思い、サンタクロースにたのんでプレゼントの中にしのばせてもらうことにしました。初めて私がこの本を読みきかせてもらったのは学校の校長先生が全校生徒の前でよんだものでした。もと新聞社の編集長でいらした先生にはまた特別な想いがあったことだろうと今になって思います。先生の低くよく通る声が今でも耳にのこっています。何年かぶりによんでも変わらぬ希望、温かさ、愛のある絵本です!明日息子がこの本をよんだ時どのように反応するのかたのしみにしています。(11歳・男の子のお母さま)
四十数年前、この本を当時担任していた学級の子どもたちに読み聞かせましたが、当時の私にはこの深い思いを伝える力が足りませんでした。便利な道具などのおかげで、私たちは万能感をもってしまいがちな現代です。バージニアの問いに答えた記者の言葉から「人間は小さな存在である」ということや、独善的になることをいましめ、自然への畏敬を促し、謙虚に生きることの大切さを伝えようとする熱意が伝わってきます。七十代に入った今、あらためてこの本を読み、深い感銘を受けることができたのは幸せなことだと思っています。そして、また、こうした思いを子どもたちに伝えるには大人の側の力量が問われるかもしれないと思います。良い本をありがとうございます。(70代)
好きなお話が本になっていることを知って思わず手に取りました。装丁も絵も素晴らしく、長く手元に置きたいと購入しました。多くの方に読んでほしいですね。それぞれが大切な感受性を失うことのないように。(60代)