「梅しごと」とは、古来から梅の実でさまざまな食べ物、飲み物を作ってきた手仕事の総称です。この本では、その中の「梅シロップ(梅ジュースとよばれることもあります)」の作り方を主に紹介します。梅の実を洗って砂糖とつけ込む、というシンプルなものですが、ひとつずつの工程すべて子どもでもできることで、保育園などで作ることもあるくらい、はじめての手仕事におすすめです。作りながらこの絵本を読めば、梅の実が実るために必要なことなどの知識も補えます。梅の実がどんな風にくふうされて食べられてきたのか、ほかの梅しごとや、梅シロップでできるおいしいもの、なども紹介。
受賞歴:
つけこんだ梅の実が毎日変化していくさまはとても美しく、ぜひ、見て、読んで、味わっていただけたらと思います。
絵本を読んでスーパーで梅をみつけて「はじめての梅しごと」に挑戦しています。朝起きて梅が入ったびんを観察しています。梅シロップのできあがりを毎日、楽しみにしている姿に親もいやされています。すてきな絵本をありがとうございます。(5歳・お母さまより)
母が亡くなり、母のやっていた梅しごとを自分もやってみようと思い立ちました。ネットで調べるとあまりにも多くレシピが出すぎて迷ってしまい、シンプルで失敗しない方法を知りたいと思いました。絵本で見やすく楽しく梅しごとが紹介されているこの本!!肩の力をぬいて梅シロップを作ることができました。おいしく美しいシロップができました。(60代)
毎年梅干しは手作りしています。今年はなにを作ろう……と考えていたらこの絵本に出会いました。梅でおいしいものがたくさん作れることを知りました。料理を作ることに関心のある小学5年生の孫娘と二人で絵本をながめながら、まずは梅シロップに挑戦することにしました。梅の扱いも途中までは梅干しの手順と同じ。楽しみです。まずは良い香の梅を手に入れてから!かわいらしい絵と文でとてもわかりやすく、読んでるだけでもう作れちゃった気分になれます。梅しごとの難しいイメージが吹きとんでしまいました!(読者の方より)
季節の取り組みを前向きに日々行っており、店頭でこの本を見つけ、ぜひ娘と取り組んでみようと思い購入しました。手順が分かりやすく、娘も本を見ながら「梅のおへそ(へた)取れたよー」と言いながら、つけこんでいました。毎日、本を片手に梅の様子を観察しています。素敵な絵本に出会えたと感謝しております。梅シロップが娘のおやつになる日を楽しみに過ごせるこの10日間は、私にとってもかけがえのない日々です。(4歳・お母さまより)