のらねこのプーは、初めて人間のお誕生日パーティーに招待されました。うれしいけれど、服もなくてはだかんぼうだし、プレゼントできるものもないし、どうしよう……と、悩んでしまいます。そこで、ともだちのたまみさんのところへ相談をしに行ってみると、たまみさんは素敵な提案をしてくれました。プーもひと安心。でも、準備万端で迎えたパーティーの日の朝、なんだか胸はドキドキするし、お腹はしくしく痛むし、で、またプーの気持ちが落ち着かないのです。さあ、どうしたらよいでしょう……。楽しみだからこその緊張感という誰にでもある心の動きを繊細に捉えて軽やかに描き出した絵本です。初めてのことに挑戦するだれかへの贈り物にも!
娘がハンカチを見て、「あら、そんなの!」(の猫のまね)したい!と言っていました!(6歳と3歳・お母さま)
孫に本を買ってあげようと書店により、選んでいたら、この本が目に飛びこんで来ました。私にとっての魔法の言葉でした。私自身、悩んでいる事があって、自分でも小さな事でとは思ってはいても、気になって本当に背中を押してくれた本です。私自身に買った本ですが、孫も気に入り読んでやってます。(2歳・おばあさまより)
とってもやさしくてあったかい絵本を描いて下さってありがとうございます。かわいい猫の表紙につられて本屋さんで立ち読みして、大人になってとってもひさしぶりに絵本を買いました!大人の私にものらねこプーなみにまほうのことばが沁みました♡次の作品楽しみにしていますね。『あら、そんなの!』がたくさんの子供にまほうをかけますように!(40代)
「だいすき」をテーマにしたビブリオバトルの中で、国語を一緒に研究している仲間から紹介された絵本です。ぷーがおばあさんに教えてもらった「あら、そんなの!」という言葉とマインドに素直に感化されて人間のお友達もぷーのことが「だいすき」と思えるようなすてきなねこになっていくおだやかで優しいストーリーにいやされます。人が人を好きになったり愛されたりするのは、人との関係ありきだなあと感じました。(読者の方より)
高橋和枝さんの絵本が大好きです。のらねこプーは、絵のタッチが今までと違ってシンプルですごくかわいい、色えんぴつの線が優しくて、ほっこりしました。たまみさんもステキです!とくにくまちゃんが好きで、LINEスタンプも愛用しています。「あら、そんなの!」私もこの言葉を使ってみようと思います。息子に読んであげたら「あら、そんなの!」のところで楽しそうに笑っていまいた。(7歳・お母さまより)
京都・恵文社さんのインスタで、なんとなく「かわいい絵本だなー」と思いつつ、しばらくそのままだったのですが、購入してみようと思い、最近、購入しました。のらねこのプーがとても可愛いし、たまみさんの軽やかさにも、たくさん救われる思いがしました。気付けば号泣していました。あまりの素晴らしさに、さっそく友人たちにもプレゼントしました。こんなステキな絵本を作ってくれてありがとうございました!心から感謝!(40代)