ここに「あ」の文字があります。じっとながめてみると、そのかたちの特徴が見えてきます。たとえば上の部分だけみると、「お」や「す」、「ま」や「も」にもちょっぴり似ていますね。右半分だけみると、「ち」や「の」にも似ていますし、下半分は、「め」にそっくりです!
文字をたのしむデザインユニット「大日本タイポ組合」のおふたりは、これを見てぱっとひらめきました。
その名も、「もじ」の「しかけえほん」で「もじかけえほん」!
ページをめくると、ふたつの文字からできる言葉と絵がかかれています。たとえば、「いぬ」と書かれたページをめくってみると……なんと「い」が「か」に、「ぬ」が「め」になって、「いぬ」が「かめ」に早変わり!
この本には、そんなめくってびっくりの文字の早変わりが8つ収録されています。そのどれもがアッとおどろく変身のしかたで、おもわず何度もめくりたくなるおもしろさ。文字の魅力がたっぷりつまった、あたらしいしかけ絵本です。
年長になり、しりとりや言葉あそびを楽しむようになりました。なし→ねこ→はとの3連発になっているところはとてもおもしろがってすごいと言ってました。私もうまいことなってるなあと思っておもしろかったです。娘が先にみて、何になったかあててごらんとヒントをだしてくれてクイズしながらいっしょに楽しみました。(5歳・女の子のお母さま)
とても文字に興味をもつようになりました。ありがとうございます。カタカナのもじかけえほんなどもあると楽しいなあと思います。(3歳と5歳の男の子・お母さま)
すばらしい絵本をありがとう。私の娘は長女が『な』二女が『か』がつく名前です。本を見た時、『すごい』と思いました。おもしろい!!買う!!文字を書くことが大好きで、二女は『か』や『な』は2番目か3番目に書けるようになった文字です。しかけになっている文字を長女と一緒に見て、読んで楽しんでいます。(8歳、3歳・お母さまより)