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書籍形態

きいろいのは ちょうちょ

海に生きる!ウミガメの花子

海に生きる!ウミガメの花子

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海に生きる!ウミガメの花子

写真・文: 黒部ゆみ

監修: 奥山隼一

受賞歴:

  • 全国学校図書館協議会・選定図書(2022)
対象年齢 小学校中学年から
ジャンル 絵本 > 日本の絵本
サイズ(判型) 26cm×21cm
ページ数 40ページ
ISBN 978-4-03-333740-1
NDC 468
発売日 2022年9月

定価:本体価格 1,600円+税

【偕成社在庫:あり】

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内容紹介

ウミガメの生態と、迫る危機を取り上げた写真絵本。
ウミガメは世界で人気の生き物ですが、沖縄で見られるアカウミガメ、アオウミガメ、タイマイの3種は、いずれもIUCN(国際自然保護連合)のレッドリストで絶滅危惧種に指定されています。
ウミガメに迫る危機の大きな原因になっているのは、まず、地球温暖化です。地球温暖化が進むと、海の水位が高くなって砂浜の面積が減少し、産卵が困難になるばかりか、食べ物となる生物が減少し、くらしていけなくなります。
また、メスばかりが生まれてしまうため、絶滅する可能性もあります。砂浜に産まれたウミガメの卵は砂の温度で性別が決まり、29度よりも高ければメス、低ければオスになるからです。
もう一つの原因は、プラスチックごみです。ウミガメは肺呼吸をするため、息継ぎをしに浮上しますが、水中にただようロープやビニールごみにからまり、浮上できずに呼吸ができなくなって、死んで打ち上げられる個体が多くいます。
もちろん、プラスチックを鼻や口からのみこんで死んでしまうこともあります。
この本では、取材地の沖縄の海で、地域の人々に愛されているアオウミガメの「花子」と著者の出会いをきっかけにして、ウミガメの姿や種類、産卵のようすや子ガメのふ化、海への旅立ちを迫力の写真で紹介し、後半では前述したウミガメに迫る危機に加えて、地域の人々の保護の努力も紹介されます。
著者が間近で撮影したウミガメの花子のかわいらしい表情やしぐさと、ウミガメが卵からおとなになるまでの生きぬくきびしさを織り交ぜながら、ウミガメに関するさまざまな知識と、世界でおこっている環境問題を子どもたちに伝えます。

著者紹介

黒部ゆみ

大阪府生まれ、奈良県育ち。学生時代に友人と訪れた沖縄旅行で透き通る青い海に感動し、そのまま移住を決意。石垣島、沖縄本島でスクーバダイビングのインストラクターとして活動する。その後、独学で水中写真を始め、全国規模のコンテストで数々の賞を受賞して、水中写真家に転身。水中保全活動にも取り組むなかで、次第に環境の変化や、海の生き物と人が出すゴミとの関わりに問題意識をもつようになった。「生き物と人との関わり」をテーマに写真を撮り続けている。

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奥山隼一

1979年、大阪府生まれ。2002年北海道大学水産学部卒業、2007年京都大学大学院情報学研究科博士後期課程単位取得認定退学。京都大学博士(情報学)。京都大学大学院情報学研究科・GCOE助教、日本学術振興会海外特別研究員(受入先:アメリカ海洋漁業局)等を経て、2015年より国立研究開発法人水産研究・教育機構水産技術研究所所属。動物装着型小型記録計を用いた〈バイオロギング〉と呼ばれる研究手法は、NHK「ダーウィンが来た! 生きもの新伝説 ウミガメが背中にカメラ! スクープ連発!」でも紹介され、その映像は視聴者のみならず研究者を驚かせ、ウミガメの謎だらけの生活の一端が確認された。石垣島在住。

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