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書籍形態

きいろいのは ちょうちょ

ふたつでひとつ

ふたつでひとつ

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ふたつでひとつ

受賞歴:

  • 全国学校図書館協議会・選定図書(2017)
対象年齢 4歳から
ジャンル 絵本 > 日本の絵本
サイズ(判型) 27cm×19cm
ページ数 32ページ
ISBN 978-4-03-332790-7
NDC 726
発売日 2017年11月

定価:本体価格 1,300円+税

【偕成社在庫:あり】

全国の書店、またはネット書店などでご購入ください。

紹介記事へ(Kaisei web)

内容紹介

手ぶくろの片方をなくしてしまった女の子。
近所の人にきいたり、交番でたずねたり、と手当たり次第にさがしますが、見つかりません。
「ママがわたしのためにあんでくれた、たいせつな手ぶくろなのに…」
そう思いなやみながら道を歩いていると、目の前を1匹のネコが横切ります。
見るとその口には、前を行くベビーカーの赤ちゃんが落とした靴が。
「あっ! こらまてー!」
女の子はネコを追いかけますが、ある路地のつきあたりの家に逃げ込んでしまいます。ぜんぜん知らない家でしたが、女の子は勇気をだして中に入っていきます。
その家のあるじは、どんな人なのでしょう。そしてたいせつな手ぶくろは、いったいどこへいってしまったのでしょう。

著者紹介

かじりみな子

1976年、兵庫県姫路市生まれ。武蔵野美術大学油絵学科卒業。学生時代はサイクリング部に所属し、自転車三昧の日々をおくる。卒業後「あとさき塾」にて絵本作りを学び、娘の成長をきっかけに本格的に創作をはじめる。絵本に『ゆきがふるまえに』『わかくさのおかで』『しおかぜにのって』『こおりのむこうに』『ふたつでひとつ』、さし絵に『ドリーム・アドベンチャー〜ピラミッドの迷宮へ〜』)、『ライオンつかいのフレディ』などがある。東京都在住。

この著者の書籍一覧を見る

編集者より

2016年、「うさぎのラビッタちゃん」が主人公の『ゆきがふるまえに』で初めて絵本を刊行した、かじりみな子さんの新作です。前作同様、ご自身の子育てのなかから浮かびあがってきたテーマをもとに、かつて働いていたリハビリ施設でのご経験も織りまぜて物語にしてくださいました。これから高齢化が進む地域社会にあって、このお話のように異なる世代と交流を持つことは、とても大切なことになってゆくことでしょう。この絵本がそうした交流をつくるきっかけとなれば、うれしゅうございます。

読者のおたより

大切なてぶくろを探す女の子のお母さんへの思い、おじいさんの「やさしいだろ?」の言葉のあたたかさ、猫の「ふうちゃん」の愛嬌のある仕草。気持ちあったかくなる絵本です!(読者の方より)

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