絵本を楽しみながら、自然と手話がおぼえられる「手話ではなそう」シリーズの4作目。
「じてんしゃにのって どこへいくの?」「くるまにのって どこへいくの?」行くところは、お店だったり温泉だったりいろいろです。さいごはロケットにのって! いったいどこへいくのかな?
手話のイラストを見て同じしぐさをしていると、誰でもちょっとだけ手話ができるようになります。不思議な魅力のあるユニークなイラストです。手話、指文字の説明付き。
手話を言語と位置づけ普及を図る「手話言語条例」の成立は、全国の自治体でどんどん増えていっています。手話を知って、手話に親しむきっかけとなる絵本。
1977年生まれ。京都精華大学美術学部卒業。テキスタイルデザイン会社に勤務しながら、絵本制作を学ぶ。2011年『ぼくとおおはしくん』で講談社絵本新人賞を受賞。講談社より出版される。他の絵本作品に『あかいボールをさがしています』『ゆびたこ』、挿絵の作品に『ぐるぐる猿と歌う鳥』などがある。この作品はデフである甥っ子のために考えた企画。
手話で「どこへいくの?」と、いってみましょう!
娘が代表をしている、手話サークルで手話を学んでいる。大変興味深くよんだ。お子さん連れで、参加してくださる方もいるので、この本はピッタリ!と思った。これからも、沢山出版してほしいと思う。ろうの人や、難聴の人や、中途失聴の人などに、とても役立ち、しかも楽しめる内容を望む。(6、7歳・おばあさまより)