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書籍形態

きいろいのは ちょうちょ

こんもりくん

こんもりくん

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こんもりくん

作・絵: 山西ゲンイチ

受賞歴:

  • 全国学校図書館協議会・選定図書(2011)
  • 日本子どもの本研究会選定図書(2011)
対象年齢 2歳から
ジャンル 絵本 > 日本の絵本
サイズ(判型) 27cm×21cm
ページ数 32
ISBN 978-4-03-331920-9
NDC 726
発売日 2011年1月

定価:本体価格 1,200円+税

【偕成社在庫:あり】

全国の書店、またはネット書店などでご購入ください。

内容紹介

髪の毛を切るのがいやなこんもりくん。そのもじゃもじゃあたまのなかにはめくるめく楽しい世界がかくれていました!

著者紹介

山西ゲンイチ

長崎県生まれ。絵本に『ちえこショー』『パッチン☆どめ子ちゃん』『ブタコさんのかばん』『ブルオはいぬごやのした』などがある。挿絵を担当した作品に、『プンプンぷんかちゃん』、「そばかすイェシ」シリーズなど。よしもとばなな作品の装画も多く手がける。

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著者より

★刊行時に寄せられたメッセージです

こんもりくんは、頭の大きい少年です。頭が大きいと言っても、そのほとんどは髪の毛です。もじゃもじゃの髪の毛が絡まり合って、くっつき合って、こんもりとそびえ立つ大きなかたまりになっています。赤ちゃんの頃は普通に小さい頭だったのですが、髪の毛を洗うのが嫌いで、一度も髪を切らなかったら、こうなってしまいました。
でも、こんもりくん自身は、この頭が大好きなのです。小鳥が木と間違えてとまって楽しいし、クリスマスにはツリーみたいにデコレーションできます。花を花瓶ごと差しちゃえば、ずっと枯れずに楽しめます。それに、食べかけのおやつを放り込んでおいて後で食べることもできるし、おもちゃを放り込んでおけば、いつでも好きな時にとりだして遊べるんです。いいでしょう。
こんもりくんの朝は大変です。まず、頭が重すぎて、一人では起き上がれません。パパとママに、頭の両側から支えてもらって、やっと起き上がれます。
さて、着替えです。パジャマを脱ぐのは、ボタンを外せばいいのですから簡単ですが、今日の服を着るのが大変です。頭が大きすぎて、Tシャツでもトレーナーでも、襟ぐりの穴に頭が通らないのです。だからこんもりくんはいつも、足から襟ぐりの穴に通します。そんなわけで襟ぐりが、すぐに伸びきってぶよぶよになってしまいます。優しいこんもりくんのママは、襟ぐりをゴム製に作り替えてくれました。これで伸びたり縮んだり、自由自在です。でもこんもりくんの、すべてのTシャツとトレーナーの襟ぐりをゴム製に作り替えたのですから、それはそれは大変な作業でした。それだけで絵本が一冊できるくらいの、愛と感動の物語です。
でもそれはそれ、また別のお話です。本編では、こんもりくんの髪の毛の中で、もっとすごいことが、待っています。ぜひ読んでみてください。(山西ゲンイチ)

読者のおたより

学校の読み聞かせ(2年生)で読みました。こんもり髪が切れて、それを枯れ木にさしてしまうオチがとても面白かったです。子供達も大ウケでした。こんな髪の人いそうでいない…? そんな想像をしていました。(9歳・ご家族より)

こんもりくん
こんもりくん